2023.09.11

その他

ハナビの暮らし

ハナビでは自然と共に循環型の暮らしを自分たちの手で作っております!

どんな暮らしをしているのか?と聞かれる事も多いので、このページでまとめてみました!

田舎暮らしや自給自足に興味のある方は是非ともご覧ください!

【無農薬・無肥料・天日干しの米作り】

以前から近所の農家さんのお手伝いをしたりしていましたが、2024年より自分達で本格的に米作りを始めます!

日本の農地は畑の約2倍の面積の田んぼがありますが、稲作は面積当たりの売り上げが少なく、特に中山間地域において後継者不足による離農が深刻になっています。

ハナビのある集落も農地としては田んぼの方が圧倒的に多いけど、この先は誰が田んぼを維持するのか?と言う問題が重くのしかかっています。

耕作放棄地が増えれば日本の里山の景観はあっと言う間に無くなってしまうので、無農薬・手作業と地域の農地の維持と言う両方の課題に対して出来る事をやっていきたいと思ってます!

【自給農ベースの畑作】

畑は岡本よりたかさんを講師にお呼びして、よりたか式自給農をベースに畑づくりをしております。

無農薬は勿論、暮らしの中で出る物を活用してお金を出して買わないといけないものは使わず、種を取る事で外的要因に依存せず自給できる自給農を行っています。

現在は30坪程度の小さな圃場ですが、シェアハウスの住民の増加と共に近くの耕作放棄地を開墾してコミュニティの食糧自給をしていきたいと思ってます!

【平飼い自然養鶏】

鶏を飼う事で卵の自給を目指すと共に、暮らしで出た生ごみを鶏達に食べてもらい、糞も発酵させて肥料にすると言う循環を目指しております!

【ニホンミツバチ養蜂】

ニホンミツバチの養蜂も行って、蜂蜜の自給や蜜蝋の活用を行っています!

諸事情で多忙を極めて、2023年にニホンミツバチさん達に愛想をつかされて出ていかれてしまったので、来シーズンはまた住んでもらえるように巣箱を設置していきたいと思います!

【キエーロでの生ごみ処理とたい肥作り】

庭先で畑の土を用いた生ごみ処理を行っていて、なるべく生活から出たゴミも減らして、たい肥として再利用しています。

種を取り、野菜を育てる。

食べた野菜カスや生ごみをキエーロで分解。

生ごみの栄養がたい肥となり、畑に戻して畑の栄養とする。

鶏糞もこの循環にうまく取り入れたいと思っています!

【狩猟・ジビエ肉活用】

罠猟によるグループ狩猟を行っております!

中山間地域での獣害は非常に大きな課題で、5年前は柵が無くても野菜を育てれた場所でも、今では柵が無いとほぼ必ず獣害にあってしまいます。

ニホンオオカミの絶命・国策による針葉樹の植林・木材自由化による安価な外材の流入で国産材の山林放置・大規模な開発による森林減少など、非常に沢山の原因の上に現在の獣害がありますが、やはり増えすぎた個体は頭数調整が必要です。

また、日本は縄文時代より鹿を獲って食べる文化がありましたが、産業革命以降、日本の鹿食文化が途切れてしまい、現在の高齢な猟師さんはほとんど獲れた鹿を食べません。

狩猟で獲られている鹿と猪の9割が廃棄処分されており、とどめを刺した後、埋設・焼却処分されているのが実情です。

獣の命を頂くにあたり、しっかりとその命も活用させて頂くべきと考えて、なるべく狩猟で獲った獲物は余す所無くコミュニティ食べるようにしております。

ただ、骨・内臓・皮など、人間が食べれる部位も限られているので、現在ジビエのペットフードでの活用等も視野に入れて試行錯誤しています。

ジビエをブランドにして1つのナリワイを創るところまで出来たらと考えています!

【DIY・工務店業・便利屋】

ハナビ村では、基本的にリフォームや建物の手入れはDIYで行っておりまして、現在のシェアハウスも全てセルフビルドで作成致しました!

元々、建築の経験があった訳ではありませんが、亀岡に移転する前に同じように田舎の古民家をシェアハウスとして運営すべく、Youtubeやネットで調べながらDIYでリフォームを繰り返した結果、家を建てれるまでになりました!

今では、近所の色んな方からの口コミや紹介で、リフォーム・外構工事・家の片付け・草刈り等、何かあれば『鶴田さんに相談!』と言う感じで、ありがたい事に色々なご依頼を頂いております。

代表の鶴田が田舎に移住してきて、未経験からナリワイを創ってきた1つの経験を活かして、DIYワークショップを開催しながらDIYにて家のお手入れを行っています!

【地域活動・空き家再生】

ハナビ村では、地域活動への参加も非常に重要視しております。

豊かな里山暮らしが出来るのは、近所のおじいちゃんおばあちゃんがいるからこそで、誰もいない山の中で1人で暮らしていても寂しいだけです。

本来、里山の資源であるはずの農地や山林は担い手不足や金銭的に非効率と言う事で、放置されていく場所がどんどん増えていってます。

また、高齢化・人口減少によりどんどん空き家も増えていますが、相続問題・土地の権利関係・非常に沢山の残置物等、様々な問題から、空き家の利活用は中々進んでいないのが実情です。

そんな中、地域と強固な信頼関係を築きつつ、特に子育て世帯の移住者を呼び込む為に空き家再生にも取り組んでおり、現在、地域の空き家を再生中です!

不動産を地域の負の財産から、移住者を呼び込む資源とすべく、今後も空き家再生の活動は力を入れていきたいと思ってます!

【自然エネルギーを活用したエネルギー自給】

里山の資源の利子でエネルギー自給を行う事で環境負荷の少ない循環型の暮らしをして、生活コストを落とすことを目的としてエネルギー自給にも取り組んでおります!

■薪ストーブ

母屋の冬の暖房は薪ストーブを利用しております!(シェアハウスは未導入)

薪ストーブの火を見ると自然と心が落ち着く。

人類は古来より火と共に暮らしてきた事が、薪ストーブの火を見てDNAに刻まれているのだと感じます。

リフォームで出た廃材・剪定伐採で出た木を薪として活用する事で、町の暮らしでは産廃としてお金を払って燃やしている物を、エネルギーとして活用して暖を取り、調理に使わせてもらってます!

田舎暮らしをするなら、やはり火の有る暮らしをしないともったいないです!

■雨水タンク

現在、雨水タンクを設置して、庭の畑の水やりや家の外で使う水は雨水タンクの水を使ってます!

飲み水を使わなくても問題無い水も沢山あるので、今後はトイレや洗濯機にも雨水をうまく活用していこうと思っております!

■太陽熱温水器

太陽の光でお湯を沸かせる太陽熱温水器を導入しております。

家庭で使うガスの7割程がお湯を沸かす給湯で使っており、この太陽熱温水器を使えば太陽の熱でお湯を沸かす事が出来ます!

通常、給湯器でガスを使って燃焼している際に燃焼ランプが点灯しますが、太陽熱温水器を使っている時は燃料ランプが点灯して無いのにお湯が出てくるのです!

太陽光パネルよりも導入コストが圧倒的に安く、3~5年程度で元が取れる素晴らしい機器なので、導入できる人は皆さん設置した方が良いです!

ちなみに代表の鶴田は太陽熱温水器の設置工事も請けておりますので、興味のある方はご一報をお願い致します!

■太陽光発電

今後、太陽光パネルも設置して電力の自給も行っていきたいと思っております!

完全オフグリッドでは無く、まずは7割程度の自給を目指して、シェアハウスの電気もある程度自給していこうと考えています。

2024年中には導入していく予定です!

【血の通った顔の見えるコミュニティ作り】

このように少しづつ自然に寄り添った循環型の暮らしを自分たちの手で作っておりますが、その土台にあるのはシェアハウスの住民を中心とした顔の見えるコミュニティです。

一番大事なのは、価値観を共にして一緒に活動していける自立した仲間です。

各々が自立して、それぞれが好きな事に取り組めば、好きな事が仕事になり、様々なサービスが出来上がっていく。

今の暮らしは自分が食べているもの、着ているもの、手に取る物のほとんどがどこかの誰かが作ったもの。

分業制で効率化が進んだ事で顔が見えず、人と人との血の通ったやり取りが無くても生きていける世の中になってしまいました。

その全てが悪い訳で無いでは無いですが、自らの暮らしがブラックボックスになり過ぎた暮らしは本来の人のあるべき暮らしからかけ離れてしまっているのではないでしょうか?

自分達で創る、本当に豊かな暮らし。

それを目指して、ハナビでは日々暮らしを紡いでおります。

そんな暮らしを一緒にしたい方は里山シェアハウスで一緒に暮らしましょう!

シェアハウスに入居するだけでなく、1週間から出来るお試し田舎暮らしも出来ますので、里山体験も出来ます!

また、子育て世帯を呼び込むために空き家再生もしておりますので、子育て世帯に紹介出来る物件もあります。

ハナビの暮らしに興味のある方はお気軽にお問合せ下さい!

里山シェアハウス