ハナビ米のこだわりについて
ハナビ米のこだわりについて
①『無農薬・無肥料』
②『種取り・自家採取』
③『最低4回の除草作業』
④『稲作の時期・場所による寒暖差での登熟』
⑤『天日干しで最後の仕上げ』
ハナビの米作りは無農薬・無肥料の自然栽培米です。
更に、苗作り・除草作業・登熟・天日干しと全ての工程で本当に持続可能な方法かつ美味しい米作りを選択しています。
少し長いですが、そのこだわりについてご承知下さい。
①安心安全な『無農薬・無肥料』
②買わない米作り『種取り自家採取』
無農薬・自家採取が本当に持続可能な農の原点です。
ほとんどの農家は苗を買い、ほぼ100%輸入資材の化成肥料で米を育てています。肌感覚的に自家採取での稲作農家は1割も無いでしょう。流通量で言えばきっと1%も無いと思います。
更に2025年から重イオンビーム育種(ゲノム編集)のあきたこまちRが市場に流通を始めます。国民の知らない所で、食の安全が脅かされているのが実態で、ちゃんとしたお米を食べるには、『自ら作る』か『信頼できる農家から買う』かの2択しかありません。
これは非常に大きな問題なので、別項で解説致します。
また、種には記憶が残り、少しづつ環境に適応します。
ただ、無農薬のお米を選ぶだけでは足りません。是非とも、無農薬・自家採取のお米を食べて下さい。
③最低4回の手取り除草作業
無農薬自然栽培米の最大の壁は『重労働の除草作業』です。
農薬で水田雑草を抑え込む慣行農法とは違い、沢山の雑草が田んぼの中に生えてきます。その雑草を田んぼの中に入り、最低4回は除草作業を行っております。
また、除草剤を使わない事で繁殖する光合成細菌の働きにより、水田に酸素が供給され、更に田んぼの中に人が入り除草作業を行う事で、光合成細菌が土に埋め込まれて稲への窒素分の供給の役割も果たします。
実は田んぼの中に入って除草作業を行う事で、稲に窒素分を供給できるのです。
最低4回の除草作業を行い、無農薬・無肥料での自然栽培を行っております。
④本来の登熟期、標高400mの寒暖差が生み出す甘み
お米に穂が付いて(出穂)から、だんだんと穂が登熟して35日~40日後に稲刈りを迎えます。
本来、日本の伝統的な稲作は6月田植えの10月稲刈りでしたが、現在の慣行農だと9月の台風前に稲刈りを終わらすスケジュールの為、登熟期は8月の場合が多いです。
この登熟期に昼と夜の寒暖差があるとお米は甘くなります。
日中、光合成でブドウ糖を作り穂に送り込むのですが、夜間も気温が高いと呼吸によりブドウ糖を消費してしまいます。
なので、昼は暑くて夜は涼しい時期と場所での米作りが理想的です。
ハナビがある西別院町犬甘野は標高400mの周辺でも高度の高い場所で山水・川水を使って美味しい米作りをしています。
⑤天日干しでの最後の仕上げ
お米は稲刈りをしてすぐは水分量が多く(20数%)、乾燥の工程を経て、14%程度の販売されてる水分量に調整されています。
しかし、多くの場合、乾燥の作業は機械で1晩の温風乾燥の作業で水分量を調整しています。なぜなら作業の手間が非常に省けるからです。
対して、昔ながらの天日干しは2週間程度乾燥させて、太陽の光を浴びながらじっくりと乾燥させて水分量を落としていきます。
更に、天日干しした稲は、稲刈り後の茎や葉の栄養素を最後の力を振り絞って稲穂に送り込み、全ての栄養素を稲穂に集めて稲は枯れていきます。稲刈り後、その日に乾燥機に入れる機械乾燥ではこの最後の栄養素は含まれてません。
天日干しの工程は機械乾燥に比べて非常に労力が増える為、ハナビでも全ての米を天日干しは出来ておらず、どちらも選べるようにしております。
ただ、食べ比べてみるとやはり、天日干しの米の方が断然美味しいです。
お米の特徴
・イセヒカリ
伊勢神宮の神田にてコシヒカリからの突然変異で生まれた品種で、1989年の伊勢を襲った台風で倒れてしまったコシヒカリの中、2株だけ立っていたのがイセヒカリの株です。あっさりして歯ごたえのある、コシヒカリよりももっと古いお米の原種に近い食味です。現在もなお伊勢神宮ではイセヒカリを御神饌(ごしんせん:神様に献上する供物)として奉納しています。
・いのちの壱
2000年に岐阜県の飛騨で栽培が始まった新品種で、コシヒカリの1.5倍に大粒で香りが良く、粘りと弾力に優れ、冷めても美味しいお米です。お米のコンテストでの金賞の受賞も多いお米で、稲はコシヒカリよりも15cmほど高く、籾はとても大きく、茎は太くたくましい、非常にパワーあふれる品種です。
お米の価格
イセヒカリ(機械乾燥):1000円/1kg
いのちの壱・イセヒカリ(天日干し):1200円/kg
※どちらも玄米の税込価格になります。白米に精米する場合は金額変わらず、重量が大体1割減ります。
一般的に販売されているお米よりも値段は高くなりますが、本当に安心安全と環境負荷の事を考えるなら、無農薬・無化学肥料・自家採取は必須だと考えています。(無化学肥料か無肥料かはどちらでも良いかと思います)
あきたこまちR問題について
実は2025年から市場に出回るあきたこまちの多くは、放射線によってゲノム編集されたあきたこまちRが占められる可能性が高いです。
そして、残念ながら成分表示を見ても消費者がゲノム編集されてないあきたこまちなのか、ゲノム編集されたあきたこまちRなのかを見分ける術は基本的にありません。
国民の知らない所で、食の知る権利と安全を脅かす非常に大きな問題が起きている事を知らなくてはいけません。
全体像をつかむだけでも難しいですが、非常に大事な問題なので、まだご存じない方はOKシートのHPにて内容をご確認下さい。